内装仕上工事とは?

内装仕上工事は、私たちが生活する建物の内装を「快適な空間に仕上げる仕事」です。「内装」というのは、室内の壁や天井、フローリングのことで、内部に備わる装飾です。これを仕上げる仕事を内装仕上工事といいます。具体的には、壁や天井の下地を組み、そこに石膏ボードを張り、美しい見た目になるように丁寧に施工します。また、下地の中には断熱材や遮音材を使用して、外部の気温や騒音から室内を守ります。これによって、室内がより快適になり、心地よく過ごすことができます。

主な作業内容

墨出し

まずは設計図に合わせて寸法の墨出しを行います。墨出しとは、施工前のコンクリートの壁や床、天井に設計図通りに施工の基準となる線を書くことをいいます。墨出しすることで「どこに壁を作るのか」「どこに設備を設置するのか」が分かるので、施工を正確に設計図通りに行うことができます。

壁下地・天井下地

次に、壁や天井に石膏ボードを張るための下地を組みます。下地に使う軽量鉄骨材は設計図に合わせて、現場でカットします。

天井仕上げ・壁仕上げ

壁や天井の下地に石膏ボードを張って仕上げていきます。石膏ボードも設計図に合わせて、現場でカットします。きれいな仕上がりになるように敷設し、しっかりと固定して完了です。

よくある質問

残業は多いですか?

どんなスキルが必要ですか?

作業は女性でもできますか?

未経験者でも応募できますか?

労働環境はどのようになっていますか?

キャリアパスについて教えてください。

応募方法はどうすればいいですか?

職人の1日の流れ

6:30 起床

現場は関西なので、通勤時間は大体30分〜1時間半です。現場の出勤時間に合わせて起きます。ずっと同じ現場で仕事をすることはなく、出勤場所は現場ごとに異なります。近いときもあれば遠いときもあります。

8:00 出勤

出勤時間の15分前の7時45分には現場に集合します。車を持っていない方は、現場まで一緒に車で行くこともできますので、気軽に相談してください。

8:15 朝礼

現場に着いたら、ラジオ体操と朝礼があります。全体の朝礼後、職種ごとに朝礼があり、体調管理や材料の搬入、危険な場所の話し合いを行います。最後に、当日の作業内容の説明があります。

職人は身体を使う仕事なので、怪我を防ぐために毎朝ラジオ体操を行います。朝礼では、みんなが安全に作業できるようにするために「今日はとびさんが作業中なので、あそこは危険なので通らないでください」など、危険な場所や搬入作業の話し合いがあります。

8:30 作業

朝礼後、各自が割り当てられた持ち場で作業を開始します。天井や壁の骨組みを組んだり、石膏ボードを敷設していきます。職長(現場の進行を管理するリーダー)が作業の進捗状況を把握するため、職人たちは定期的に作業の進捗を共有しています。

10:00 小休憩

作業の合間に30分ほどの休憩を取ります。水分補給をして、しっかりと休憩します。作業中の安全と集中を保つために、定期的に休憩を取ります。職長や職人同士で休憩中に進捗や問題点を確認することもあります。

10:30 作業

引き続き、作業を進めます。

12:00 昼休憩

作業がひと段落したら、昼休憩です。朝から身体を動かしているので、午後の作業に備えて、しっかりとご飯を食べて休憩をします。昼ご飯はコンビニ弁当や愛妻弁当、ランチに出かけたりとさまざまです。たまに現場にお弁当屋さんが来ることもあります。

休み時間の過ごし方は、休憩室や車で昼寝している人が多いです。自由に過ごして身体を休めてください。

13:00 作業

引き続き、午前中と同様に作業を進めます。

15:00 小休憩

午後も作業の合間に30分ほどの休憩をとります。作業中に出たゴミは休憩のたびに定期的に捨て、常に清潔な状態を保ちます。

15:30 作業

休憩後、片づけまで作業を続けます。

17:00 片付け

片付けや清掃を行い、現場を整えて明日の準備をします。持って帰る道具を集めたり、新たに出たゴミを捨てたり、学校の教室掃除のように、床をほうきで綺麗にします。

17:30 退勤

現場を出て帰宅。残業はたまにありますが、定時で帰れることがほとんどです。早いときには16時半に終わることもあります。
たまに仕事終わりに、みんなでご飯に行くことも。早く帰りたいときもあると思うので、参加は自由です!

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