若さと明るさ溢れる会社「シーポート」。活気ある雰囲気が生まれる秘訣とは?
大阪府富田林市で内装仕上工事業を営む「シーポート株式会社(以下、シーポート)」は、2024年2月に設立されたばかりの新しい会社です。設立からこれまで、オフィスや店舗施設、路面店から大型テーマパークに至るまで、数々の建物の内装仕上工事業に携わってきました。シーポートのメンバーは社長の大久保さんを筆頭に、全員が20代。みんなが口を揃えて「雰囲気がひたすら明るい」と言うシーポートとは、一体どんな会社なのでしょうか。今回は、職人歴12年のベテラン・吾妻さん、花屋さんから職人へ転身した中本さん、接客業から職人になった松田さん、前職はトリマーだという森田さんの4名にお話を伺いました。
座談会メンバー

吾妻
さん


真面目で負けず嫌い、でもよくちょけるメンバーが集まった
ーー 今日はよろしくお願いします。はじめに、自己紹介の代わりにお互いを紹介してもらえますか?
松田さん:吾妻さんは28歳で、我らが総長。一番手先が器用なので、細かい作業が必要なときは吾妻さんがよく担当してくれます。職人歴も長いので、私たちにいろんなことを教えてくれるのも吾妻さんです。キャラ的なところで言うと、範馬刃牙(※)に近いです(笑)。
※範馬 刃牙(はんま ばき)…『グラップラー刃牙』の主人公。地下闘技場のチャンピオンとして君臨する格闘家で、威圧的な存在感を持つ。
中本さん:松田さんは29歳で、メンバーで一番年上です。第一印象は真面目そうに見えるけれど、意外とすぐちょける。負けず嫌いで、できないことがあるとみんなから見えないところで悔しがっています。
森田さん:中本さんは25歳で、仕事に対する熱量が高い人。頑張り屋さんの負けず嫌いです。でも松田さんと一緒で、よくちょけます。
吾妻さん:森田さんは26歳で、仕事に対して真面目で前向き。わからないことがあれば自分から積極的に質問に来てくれます。一方で仕事が終わって夜になると、意気揚々と街に繰り出す(笑)。仕事とプライベートのギャップが激しいですね。
ーー みなさん仲が良い雰囲気が伝わってきます。シーポートに入社したきっかけは何だったのですか?
吾妻さん:僕は中学を卒業してすぐに職人になったので、職人歴は今年で12年になります。シーポートに来る前は別の会社で職長をしていました。そのときに担当していた現場に大久保社長が施工管理として来ていたんです。
仕事場でよく話すうちに、飲みに行く流れになって。その場で僕が近々独立を考えていると伝えたら、大久保社長が「一緒にやらないか」と誘ってくれたのがきっかけで今に至ります。
中本さん:私は以前は花屋さんで働いていました。父が大工だった影響で昔から現場に憧れがあったのですが、危ないと周りから止められていたんです。でもやっぱり現場で働きたい思いが捨てられず、大久保社長と共通の友人だった人からシーポートを紹介してもらい入社しました。
松田さん:私はもともと中本さんと友達で、彼女がシーポートに入社が決まった話や、実際に働き始めてからの話をよく聞いていたんです。そうしたらいつの間にか、中本さんから吾妻さんを紹介されることになって。
吾妻さんと話す中で「シーポートで働いてみないか」と言ってもらったので、楽しそうだし行ってみようかなと入社を決めました。以前は接客業をしていたので、職人は未経験からのスタートです。
森田さん:僕は友人と2人で行った居酒屋で、たまたま大久保社長と出会ったのがきっかけです。社長が僕たちを気に入ってくれて、後日また飲みに誘ってくれたんですよ。そのときに僕がトリマーを辞めようと思っていると話したら、シーポートに誘ってくれました。

会社が明るいのは、ムードメーカーの社長のおかげ
ーー 実際に働いてみて、会社の雰囲気はどうですか?
中本さん:仕事中は緊張感を持って働いていますけれど、休憩中はひたすら明るいですね。私が何かちょけたとしたら、絶対誰かが拾って笑ってくれます。
松田さん:楽しい職場です。
森田さん:確かにオンとオフのメリハリがしっかりしていますね。
吾妻さん:会社としても、「楽しさ」や「おもしろさ」は大事にしている価値観です。お客様に満足いただけるよう質の高い仕事をするのはもちろん、社員の満足度も高く維持できるように会社として努力していこうと方針を掲げています。
そもそも社長がムードメーカーなんですよ。一番しょうもないことを言うのが彼なので、それにつられてみんなが楽しくわいわいやっている感じです。

ーー シーポートの明るい雰囲気を作っているのは大久保社長なんですね。社長はどんな人ですか?
中本さん:良い意味で社長っぽさがないですね。吾妻さんが言う通り、楽しさや面白さを大切にしている人だと思います。
松田さん:仕事も遊びも全力でやる人です。例えば仕事中に材料がなくなったら、少し遠くて時間がかかったとしても自分で取りに行くとか。状況にあわせて自分ができることを全力でやる印象があります。遊ぶときも全力なので、よくべろんべろんになっていますけど(笑)。
吾妻さん:社長に連れられて飲みに行くうちに、僕もお酒に強くなりました(笑)。